男性の皆さんは誰しもが悩んだ経験があるのではないでしょうか?
一般的に、思春期にピークを迎えると言われている”脂性肌”です。
別名”オイリー肌”とも言いますね。
男性の脂性肌は、男性ホルモンの影響による過剰な皮脂分が原因で起こります。
脂性肌によるテカリやベタつきをそのままにしておくと、ニキビや吹き出物ができやすくなるなど、皮膚トラブルを引き起こす原因となってしまいますので、しっかりと正しいケアを行うことが大切です。
今回は脂性肌向けのスキンケアについてご説明いたしますので、是非参考にしてみて下さい。
【脂性肌向け】洗顔方法
清潔感のある肌を作るためには、洗顔が基本且つ重要になってきます。
まず、洗顔前に顔をぬるま湯で濡らします。
お湯は、熱すぎると肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうことになります。
お湯は、32度くらいのぬるま湯で洗って下さい。
特に、入浴時にシャワーを顔に直に当てて泡を洗い流したり、熱いお湯で顔を洗うのは止めましょう。
次に、洗顔料をしっかりと泡立てネットで泡立てて、泡の弾力で優しく洗っていきます。
鼻やおでこなど、テカリが気になる箇所は、指の腹を使って念入りに洗って下さい。
最後に、ぬるま湯ですすぎます。
すすぎが不十分だと、洗顔料が肌に残ってしまい、毛穴詰まりの原因になったりします。
すすぎは、20回以上がおすすめです。
洗顔後、タオルで顔を拭く時は、ゴシゴシ擦らず押さえるように優しく水分を拭き取ります。
タオルで強く擦ると、肌にダメージを与えて色素沈着の原因になります。
【脂性肌向け】化粧水の基礎知識
洗顔後の肌は、洗浄成分の影響で弱アルカリ性になっているので、弱酸性の化粧水で速やかに肌のPh値を元に戻してあげることが大切です。
更に、男性の場合のは、毛穴引き締め効果のある収斂化粧水がおすすめです。
収斂化粧水は、皮脂の分泌バランスや肌のきめを整えてくれる役割を果たし、使用後はサッパリとして肌が引き締まった感覚になります。
しっかりと水分を肌に与えることで、余計な皮脂分泌を防ぐこともできます。
【脂性肌向け】乳液の基礎知識
乳液は、肌の水分が蒸発するのを防ぎ皮脂をコントロールすることができます。
男性の場合は、どうしても皮脂が原因で肌トラブルが生じやすいので、肌への浸透が高く抗菌効果の高い成分が配合されているものを選びましょう。
代表的な抗菌成分は、グリチルリチン酸と、高濃度ビタミンCです。
高濃度ビタミンCは、ニキビケアだけでなく、開いてしまった鼻の毛穴を小さくして、角栓詰まりを改善する効果もあります。
【脂性肌向け】あぶら取り紙はNG
必要以上に何度も皮脂をあぶら取り紙を使って押さえると、肌に負担がかかってしまい思わぬお肌のトラブルに見舞われます。
それよりも、ティッシュや柔らかいハンカチなどで皮脂を押さえた方が、肌にダメージを与えずに済みます。
わざわざあぶら取り紙を買わなくても、ティッシュで気軽に皮脂をオフするようにしましょう。
【脂性肌向け】まとめ
スキンケアに男らしさは必要ありません。
荒っぽいスキンケアが、皮脂の過剰分泌を促進させてしまいます。
正しいスキンケアで、脂性肌を改善していきましょう。
皮脂に過剰になるあまり、1日に洗顔を何度も行うと敏感肌になってしまう場合がありますので気を付けましょう。
また、脂分の多い食事の食べ過ぎは、皮脂が過剰になる大きな原因となりますので、バランスの取れた食事を心掛けることも大切です。
とはいえ、人間ですので何かと全て完璧にこなすのは難しいこともあると思います。
油断した隙にお肌のトラブルに見舞われるかもしれません。
もしニキビや吹き出物などの急なお肌のトラブルが出来てしまった場合はメンズコンシーラーで綺麗に隠すことも考慮してみてください。
今のメンズコンシーラーは本当にクオリティが高いです。
是非とも参考にしてみてください。